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どうも!のこぎりうさぎです!
今回はとっても面白いのこぎりを見つけたから紹介するね!
今回は、株式会社ピラニア・ツールさんが販売している「ピラニアⅡ鋸(ダブルソー)」をレビューします!
うわぁー!ピラニアだぁ!!
全体はこんな感じ!
良いところ・悪いところ、洗いざらい全部書いちゃうよ!
実際に何が良くて、何が悪いのか写真付きで詳しく解説していきます!
ピラニアⅡ鋸(ダブルソー)をおすすめしたい方はこちら!
- 木材から金属までのこぎりを幅広い用途で使いたい方
- DIY初心者の方やお子さん
- 精密で細かい作業を考えている方
- 高耐久のものを長く使っていきたい方
- コスパの良いのこぎりを探している方
いずれかの方はぜひチェックしてみてくださいね!
それでは見ていきましょう!
まず気になるのが「ピラニアⅡ鋸ってなんなの?」ですよね。
なにがピラニア?どこがダブルソー?
わかる!僕も見た目で買ったからね!
が、買ってびっくり。意外にも高性能なのこぎりでした!
ピラニアⅡ鋸の特徴はこちら。
- 木材はもちろん、発泡スチロール、金属、冷凍食品まで切れる万能鋸
- 押し引き両挽き鋸
- 刃はうすいが、強靭で精密に扱える
- スペア刃付きで高寿命
ピラニア鋸とは、名前の通りピラニアを生物模倣して考えられた工具だそうです。
せいぶつもほうって何?
簡単に言うと、自然をお手本にしたってことらしいよ!
このようにかなり研究して作られた工具ですね!
ほんとに使えるの?金属切れるのは信じられないな……
と思うのも無理はありません。
僕も金属が切れるとは信じて無かったよ!
なのでここからは実際に使ってみたメリットを解説していきます!
メリット1・木材から金属までしっかり切れる!
実際何が切れるのか?パッケージに書いてある表を書いてみました。
被工作材 | 適応度 | 挽き方向 | 備考 |
発泡スチロール ポリウレタン、バルサ材 | 押し | 撫でるように軽く | |
木材、竹、塩ビ、アクリル 合成樹脂、プラスチック | 引き | 挽き急ぎなく | |
アルミ、ブロンズ、鉄、釘 金、銀、銅、真鍮、鉛 | 押し引き 両挽き | シリコンスプレー 油滴の併用等 | |
ステンクラッドパイプ カーボンファイバー、ガラエポ | 押し | 同上 | |
冷凍食品、骨、貝殻 野菜芯、生木等 | 押し引き 両挽き | 食用油の併用等 | |
ガラス、セラミック材 焼き入れ鋼材等 |
大体身の回りにあるものは切ることができそうです。
ただしガラスや焼き入れ鋼材は切れないので注意です。
とりあえず木材と金属を切ってみよう!
ってことで実際にSPF材を切ってみた断面がこちらです!
引っかかることもなくバリも特に出ません。木材は全く問題なく切ることができます!
問題は金属!本当に切れるのかな……
今回はDIYで何かと使うことが多い「全ネジ」を切ってみたいと思います!
ユニクロ(鉄鋼)のW3/8を切ってみるよ!
説明書によると「金属にはシリコンスプレーや油滴の併用等」が書いてあったので、ノコギリと鋼材にシリコンスプレーを吹き付けて切っていきます!
鋸の刃がダメになったり欠けたりしないか不安だな……
と思いながら、実際に切ってみた全ネジがこちら!
全ネジをしっかり切断することができました!
鋸の刃も欠けなし!バッチリだね!
でもこれ切れ味落ちてるんじゃない?
そう思うよね?しっかり検証したよ!
実際金属を切って摩耗してないのか?これはメリット4で後述します!
メリット2・初心者、お子さんにおすすめ!
ピラニアⅡ鋸は刃のピッチが細かく、かつ軽量なので初心者の方やお子さんにおすすめです!
過去にのこぎりの使い方の記事でも解説しましたが、初心者の方には刃のピッチが細かいものをおすすめしてます。
これは加工時に引っ掛かりが少なくスムーズに使えるからです。
こちらはゼットソーシリーズの中で最も精密な切断ができる「ゼットソー7寸目」と比較した写真です。
7寸目も細かいけど、ピラニア鋸はもっと細かいね!
さらにのこぎりは大工さんが使うような大きなものが多く、特にお子さんが取り扱うには難しいものが多いです。
ゼットソー7寸目と大きさを比較すると、ピラニアⅡ鋸は役半分の大きさだとわかります。
重量も76gで、ゼットソー7寸目と比較しても非常に軽量です!
刃のピッチが細かく、サイズも小さく軽量なので初心者の方や子供でも扱いやすいのこぎりです。
メリット3・精密な加工ができる!
ピラニアⅡ鋸は胴付き鋸(どうつきのこぎり)といわれる、精密切りがしやすいのこぎりの種類です。
胴付き鋸とは、刃の反対側に背金(せがね)という補強板が付いています。
背金があることでのこぎりが曲がらないため正確に直線を切ることができます。
さらにピラニアⅡ鋸は切り幅が小さく、正確な加工に適しています。
これはゼットソー7寸目の切り幅と比較した写真です。
7寸目の方は切り幅が約0.6mm、ピラニアⅡ鋸は約0.4mmです。
どっちも精密に加工できるから比較できてないかな?
丸ノコを使うと切り幅は約2mmなので、どちらもかなり精密なことがわかりますね。
メリット4・高耐久かつスペア刃付きで長く使える!
ピラニア鋸はとっても高耐久です!
鉄切った後でもちゃんと使えるの?
全ネジを切ったあとに再度木材を切ってみたよ!
黒くなってるのは、全ネジを切って拭き取らなかったからですね。
逆に信頼できる?(笑)
重要なのは金属を切った後でもしっかり使えるのか?ですよね!
写真を見てわかるように金属を切る前と同様に、しっかり切れてますね!
木材だけ切ってたら相当長持ちするんじゃないかな?
当然ですが金属類を多く切れば、それだけ摩耗は早くなります。
摩耗して切れなくなったら、スペア刃に入れ替えよう!
ピラニアⅡ鋸(ダブルソー)にはスペア刃がついています。
スペア刃の位置はパッケージからすぐにわかります。
あ、そんなところに付いてるんだ?!
そう!背金の中にあるんだよ!
刃の入れ替え方はピラニアノコさんが出している動画をご覧ください。
良いのこぎりだね!でも悪いところはないの?
目立って悪いとこはないけど、少し気になるところを紹介するよ!
これまでメリットを挙げてきましたが、個人的にすこし気になる部分を解説していきます。
デメリット1・切断できる厚みは約30mmが限界
ピラニアⅡ鋸は銅付き鋸なので、刃先から背金までの幅が切り落とせる厚みになります。
それが約30mmなんです。
ツーバイフォー材は厚み38mmだから切り落とせなかったよ……
背金がつっかえてツーバイフォーは、一発では切り落とせなかったです。
この場合木材を裏返しにして再度裏から切り直せば問題なく切り落とせますが、一発で切り落とせない点は少し気になります。
ツーバイフォー用の鋸ガイドも使うことができません。
30mmより大きな材料を切らないなら問題ないけどね!
デメリット2・木材専用鋸には切れ味は劣る
鉄でも木材でも切れるピラニアⅡ鋸ですが、木材専用の鋸よりはやや切れ味は劣ります。
ゼットソー7寸目とピラニアⅡ鋸の切断面の違いです。
ゼットソー7寸目で切った断面はやや艶っぽく、ピラニアⅡ鋸の方は少し粉っぽい断面です。
これは金属用の金鋸で木材を切ったときの断面に少し似ていて、万能鋸が故のデメリットになります。
とはいえ、真っ直ぐに切ることができれば良いなら断面の様子は特に問題ありません。
切断面も綺麗にしたい人は注意だよ!
デメリット3・スペア刃の入れ替えは1度限り
個人的に一番ガッカリな点は、スペア刃の入れ替えが必要に応じて出来ないことです。
製品上、何度も刃を入れ替えてしまうと背金が緩くなり刃が取れやすくなってしまうようです。
せっかく裏表あるなら面は木材用、裏は金属用で使い分けたかったな……
また刃の入れ替えは、初めに使っていた方が完全に摩耗し切ってから入れ替えることを推奨しています。
刃が摩耗し切っていないと、背金に入らなくなる場合があるそうです。
なので刃の入れ替えには注意が必要です。
デメリット4・持ち手の匂いが独特
人によってはデメリットにはならないかも!
ピラニアⅡ鋸は持ち手が天然木で作られています。
この木がなにやら独特な匂いがするので、人によってはデメリットに感じるかもしれません。
とはいっても激臭ではありません。
木材の匂いなので好みが人それぞれ分かれるかもしれません。
僕はヒノキの匂いが好きだな〜…
いかがでしたでしょうか?
今回は精密で木材から金属まで切れる、ピラニアⅡ鋸(ダブルソー)を紹介しました!
スペア刃の入れ替えが一度だけなことをデメリットに挙げました。
でもスペア刃があるだけでも嬉しいよね!
ピラニアⅡ鋸はスペア刃も付いて、かなり長く使えそうです。
これまでピラニアⅡ鋸のメリット、デメリットを挙げてきました。
冒頭でもお伝えしましたが、ピラニアⅡ鋸(ダブルソー)をおすすめしたい方はこちらです。
- 木材から金属までのこぎりを幅広い用途で使いたい方
- DIY初心者の方やお子さん
- 精密で細かい作業を考えている方
- 高耐久で1本を長く使っていきたい方
- コスパの良いのこぎりを探している方
万能なノコギリなので、一家に一本あっても良いかもしれませんね!
参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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