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どうも!のこぎりうさぎです!
DIYや大工仕事では、なにかと使うことが多いのこぎり。

のこぎりと言っても、数え切れないほどの種類があるよね……
のこぎりの中でも有名なゼットソーシリーズですが、その中にもたくさん種類があります。
今回はのこぎり選びに迷っている方、ゼットソー265シリーズの何を選べばいいか迷っている方に向けて、実際に3種類を使って比較してみたいと思います!
この記事を読むとこんなことがわかります!
- ゼットソー265シリーズの違い
- ゼットソー265シリーズについて
- ゼットソー265シリーズの選び方
それでは早速見ていきましょう!

ゼットソー265は「大工仕事で最も使われている」と言われている、ロングセラーのこぎりです。
ゼットソー265シリーズというのは正式名称ではなく
- ゼットソー265
- ゼットソーⅢ265
- ゼットソーα265
の3種類を今回はそう呼び検証していきます。
非常に似ている265シリーズですが、どんな違いがあるか分かりにくいですよね。
そこでわかりやすく違いを見られるように、比較表を作成したのでご覧ください。
名称 | 標準価格 | 特徴 | のこぎり板厚 | 切り幅 | ピッチ | 刃渡り | 用途 |
ゼットソー 265![]() | ¥1,144 | ゼットソーの看板商品 売上実績No.1 | 0.6mm | 0.92mm | 1.75mm | 265mm | 木材全般 集成材、合板 |
ゼットソー 265Ⅲ![]() | ¥1,144 | たて、よこ、ななめ 加工が一本で可能 | 0.6mm | 0.92mm | 1.75mm | 265mm | 木材全般 集成材、合板 |
ゼットソー α265![]() | ¥1,573 | アール刃 究極の横引き | 0.6mm | 0.88mm | 1.75mm | 265mm | 木材全般 集成材、合板 |

265はスタンダード、Ⅲ265は万能タイプ、α265は横引き特化タイプだね!
しかし、のこぎりの板厚や切り幅などにほとんど違いはありません。
1種類ずつ、特徴を解説していきます!
ゼットソー265の特徴

ゼットソー265は冒頭でも解説した通り、ゼットソーの看板商品です。
大工仕事で最も使用されているのこぎりであり、ロングセラーの人気商品です。
用途は木材の横引きに使い、非常にスタンダードな替刃式片刃のこぎりです。
ゼットソーⅢ265の特徴

ゼットソーⅢ265は、横引き、縦引き、ななめ引きを1本で加工することができるため、多くの場面で活躍することができるのこぎりです。
切断方向を選ばないので大工さんなどの職人さんはもちろん、DIYで鋸選びに迷っている方にもおすすめです。
ゼットソーα265の特徴

ゼットソーα265は「究極の横引き」というキャッチフレーズがついており、横引きに特化したのこぎりです。
特徴は刃先がアールになっているので、点で木材を切断できスムーズな横引きが可能です。
またアサリの改良、特殊な目立てもされていて、心地よい横引きが特徴です。
ここからは実際に使ってみて、違いを解説していきます!
見た目はα265は刃先がアールになっているので、見た目で違いがわかります。

265とⅢ265はロゴ以外、見た目では違いが分かりません。

なんとなく刃先が違う?と思うけど……

SPF材(ツーバイフォー材)を横引き、縦引き、ななめ引きすることで比較します。
違いを比べるにあたって、個人の能力やミスが無いように鋸ガイドを使用して行います。
- 切断までの時間
- 切れた断面
これらを比較して違いを確認していきます。
切断までの時間を早見表にしたのでどうぞ!
名称 | 横引き | 縦引き | ななめ引き |
ゼットソー 265 | |||
ゼットソー 265Ⅲ | |||
ゼットソー α265 |
やはり横引き特化のα265が、横引き1位。
縦、ななめ対応のゼットソーⅢ265が、縦、ななめの一位でした!
鋸ガイドを使用したとはいえ若干ズレがあると思いますが、違いを詳しく解説していきます。
横引きの違い
横引きは鋸ガイドを使って比較していきます。

まずは切断面から比較していきましょう。

ほとんど違いは見られません。
全て同じ切れ味、ピッチも同じなので断面の違いはあまり感じられませんでした。
しかし切断するまでの時間は違いがあり、横引きで一番早く切断できたのはα265でした!

横引きでは間違いなく1番の切れ味だったよ!

スムーズに切れるので、すこしノコギリが上手になったと錯覚するほどの切れ味でした!

さすが究極の横引き!
265とⅢ265も2〜3秒ほど違いがありますが、ストップウォッチを止めるまでの誤差もあったので2つはそこまで違いはありませんでした。

縦引きの違い
縦引きはガイドが使えないので、フリーハンドで比較します。
切断はせずに、木口から5センチを縦引きするまでの時間で比較します。

これも断面から比較していきます。

これもほぼ違いは見られません。

でも写真だと分かりにくいけど、若干Ⅲ265が綺麗かな?と思ったよ!
縦引きの切断時間は大きく差が開きました。
一番スムーズに切れたのは、Ⅲ265!
縦引きに対応してるので、他の2つに比べてスムーズに切ることが出来ました!

265と比べて見た目の違いはないのになんで切れるんだろう?
調べたところⅢ265には縦引きに対応するため、刃先に縦引きの刃がついているそうです。
そしてα265は縦引きは向いてません。
究極の横引きなので当たり前ですが、刃が全く切り進まない感覚でした。
時間もⅢ265と比べて、2倍近くかかりました。

究極の横引きだから縦引きは苦手!

ななめ引きの違い
ななめ引きは鋸ガイドの、45度を使用して比較していきます。

断面の違いはこのような感じです。これも特に違いは無いように見えます。

次に時間ですが、一番スムーズだったのはⅢ265でした!
ななめ引きに関しては、3種類とも大きな違いは感じませんでした。
265はななめ引きに対応していないですが、意外にもスムーズに切れました。

265はななめ引きに対応してないけど、意外にスムーズだったよ!
ななめ引きはⅢ265が1位でしたが、それほど違いがない感覚で切ることが出来ました。

ここまで3種類を比較していきましたが、結局どれを選べば良いのでしょうか?
ここからは
- 初心者おすすめの265シリーズ
- コスパがいい265シリーズ
- のこぎりうさぎイチオシの265シリーズ
を紹介していきます。
初心者におすすめはゼットソーα265!
初心者の方におすすめは、ゼットソー α265です!

なんで?!比較でも順位が悪かったのに?

ゼットソーαの良いところは万能性じゃ無いからね!
ゼットソーα265の横引きは最高に快適です。
特にのこぎりに慣れていない初心者の方なら、切断するまでかなり苦労するはず。
のこぎりで気持ちよく切れずに、のこぎりが嫌になってしまうこともあると思います。

たしかに。それは否めないね。
そんな方にはまず、のこぎりで切る楽しさを知ってもらうことが一番です!
特にDIYなどで木材を切る時は7〜8割は横引きです。
ゼットソーα265の横引きの楽しさを知ってしまうと、普通ののこぎりには戻れないかもしれません!
コスパがいいのこぎりが欲しいならゼットソーⅢ265!
とにかく1本で加工を進めたい、コスパを重視したい方にはゼットソー Ⅲ265を選べば間違いありません。

たて、よこ、ななめが1本で切れちゃうんだからすごいよね!
のこぎりは通常たて、よこ2つ分かれている両刃式がメジャーです。
両刃式は縦引きと横引きを明確に使い分ける必要があり、知らずに横引きで縦を切ろうとすると全く切れないのが普通です。

ゼットソーⅢ265は分ける必要がないからコスパがいいよね!
特に縦引きに関しては3種類の中ではダントツでした!
のこぎりうさぎイチオシはゼットソーα265!

僕のイチオシはゼットソー α265だよ!
理由は横引きが気持ちよく切れるからです!
使ってみるとよく分かるんですが、ザクザクとのこぎりが木材を切る感覚はとても心地よいです!
のこぎりを使っている方は、一度は使ってもらいたいですね!

あとゼットソーを使う時はハンドルが必要だよ!
柄がセットになっているタイプもありますが、「ゼットソーハンドル」を一本持っていると便利です。
セットになっているものだと、木に竹が巻いてあるタイプなので好き嫌いが分かれると思います。
ゼットソーハンドルは持ち手がゴムで覆われてるため、滑りにくく快適にノコギリを使用できます。

ゼットソーハンドルは、色が赤、青、緑があるよ!
今回はゼットソー265シリーズの違いを解説しました。
特にゼットソーα265は今回初めて使用しましたが、かなり衝撃を受けたことは間違いありません。
のこぎり選びや265シリーズに迷っていた方の参考になれば嬉しいです!
ゼットソーは「265シリーズ」以外にもたくさんの種類があります。どれを選べばいいかわからない、という方は以下の記事がおすすめです。
今回紹介した265シリーズも含めておすすめのゼットソーを紹介しているので、参考にしてみてください。
以下の記事では「初心者の方でも安心なのこぎりの使い方」について解説しているので、のこぎりの扱いが不安な方は併せて読んでみてください。